第60回国際数学オリンピックで金銀銅メダルを2人づつ受賞

国際数学オリンピック2019 日本代表全員がメダル 金2銀2銅2

世界の高校生が数学の難問を解いて競う第60回国際数学オリンピック(IMO)が7月11日からイギリスで開催され、日本代表として高校生6人が参加。金2、銀2、銅2のメダルを獲得した。文部科学省と数学オリンピック財団が7月21日、発表した。
http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/5476

理系より文系が圧倒的に多い日本の学生ですが、理系教科の中でも数学を苦手な教科としている学生が多いです。

しかし、一方では数学が一番好きな教科にあげる学生の学力は相当高いです。

先日、第60回国際数学オリンピックが開催されましたが、日本代表は金メダル・銀メダル・銅メダルを2人づつ受賞しています。

金メダル
兒玉太陽君 愛知・海陽中等教育学校6年(愛知)
坂本平蔵君 東京・筑波大学附属高校3年(東京)

銀メダル
平石雄大君 愛知・海陽中等教育学校5年(愛知)
宿田彩斗君 東京・開成高校2年(東京)

銅メダル
渡辺直希君 広島大学附属高校2年(広島)
早川睦海君 宮崎県立宮崎西高校3年(宮崎)

出場した日本代表の学生全員がメダルを獲得したのは4年連続となっています。
国別では13位という成績となっています。皆さんおめでとうございます。

2013年や2014年の時と出身校を比較してみる。

国際数学オリンピックで日本代表高校生6人全員が銀メダルを獲得
http://childup.wpblog.jp/article/370580062.html

国際数学オリンピックと国際生物学オリンピックで高校生がメダルラッシュ
http://childup.wpblog.jp/article/401822391.html

今回目立っている学校は愛知県の海陽中等教育学校ですよね。

海陽中等教育学校は学校法人海陽学園が運営する中高一貫校。
愛知県を中心とする中部地域の有力企業が出資して設立された全寮制のエリート養成男子校として設立当初から一部では有名でした。
SGHアソシエイトとして指定されている学校でもありますね。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校一覧、高校からグローバル化を推進
http://childup.wpblog.jp/article/437155056.html

校則が厳しい事も知られてしまい、更に学費も高い事も有名になってしまい、退学者も続出していると言われていますが進学実績は高い。

英国のイートン校をモデルとしているそうで・・・歴代首相の多くはイートン校出身。

イートン校出身者として現在最も有名と思われる人物は、英国王室としてヘンリー王子とウィリアム王子、英国首相として元ロンドン市長で新首相となったボリス・ジョンソン氏。

イートン校からオックスフォード大学へ進学する事が英国名士の条件というかパターンとなっていますね。

イートン校というよりオックスフォード大学が条件とも言えますね。

海陽中等教育学校から話が逸れてしまいましたが、今回の国際数学オリンピックに出場した海陽中等教育学校の二人が2020年度から開始される大学共通テストについて語っています。

数学五輪で日本13位 選手は共通テストの記述式に慎重
https://www.kyobun.co.jp/news/20190723_03/

大学共通テストでは数学に記述式問題が出題される事に様々な意見がありますが、

平石君は「センター試験も共通テストも、時間内に多くの問題を解く必要があることは変わらない。数学でスピードが求められること自体がそもそも疑問だ。記述式問題には採点に対する不安もある。模範解答と異なる解き方をしたときに、減点されるようなことがあれば、それは正しくない採点だと思う」

兒玉君は「記述式問題が出題されても、型にはまった答えを書くだけでは、本当に論理力を問うていると言えるのか。作問を工夫すれば、マーク式でも論理力を問うことは十分可能なのではないか」

取材に対して上記の様に答えており、何気にイートン校出身者っぽい回答っぷりです。

大学共通テストと同様に新たにプログラミング教育必修化となりますが、プログラミング技術を教えるわけでは無く、平石君と兒玉君の様な受け答えが出来る人材を育成する事が狙いなのですよねぇ。ですから本来は数学で充分なのですけどねぇ。