若者ニートよりも中高年ひきこもりの方が深刻な状況となっているらしい、やっぱりブラック企業のせいなんじゃ・・・

ひきこもり21都府県が把握 40歳以上、過半数も
https://this.kiji.is/284589616366797921?c=110564226228225532
ひきこもり調査を行う都道府県が多くなっています。
内閣府のひきこもり調査では40歳以上のひきこもりは対象外となっていますが、実際には40歳以上のひきこもりの方が多いと言われているからですね。
以前と比較するとニートやひきこもりに関する情報は非常に多くなっています。
先日はOECDが世界のニートの調査を公表しています。
OECDと日本のニートの定義は異なっており、OECD報告書でのニートの定義は、雇用・教育・訓練のいずれも受けていない若 者(15歳から29歳)。求職活動を行っている者と、非求職/非希望型の者を含むとなっています。
日本におけるニートの定義は、15歳から34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない者となっています。
OECD調査では日本のニートの若者は2015年時点で10.1%、人数は170万人。
OECD平均は14.7%で世界的に見ると日本はニートの数は少なめとなっています。
しかし日本のニートの3分の2は仕事探しをしていない、日本のニートは学歴が高いなど他国と比較すると異なる点も報告されています。
一方内閣府が2016年に公表した15歳以上39歳以下のニートは約54万人と推計されています。
内閣府が以前から行っていたニート調査の結果を追って行くと、35歳以上59歳未満の中高年ニートは約120万人と推計されています。
OECD調査ではニートの他にひきこもりも調査しており、日本での30歳未満のひきこもりは32万人と報告をしています。やはり40歳以上のひきこもり実態は分かりません。
そして冒頭の都道府県など自治体が40歳以上のひきこもり実態調査に乗り出した訳ですね。
岩手県洋野町から始まり、山形県や島根県でもひきこもり実態調査が行われ、やはりと言うか何と言うか40歳以上のひきこもりが最も多いと言う結果になってしまっています。
先日は茨城でもひきこもり調査が行われ、民生委員による調査結果が公表されていました。
40代30.4%、30代25.8%、50代16.2%、20代12.6%、60代10%、10代4.3%。
引きこもり期間は10年以上42.8%、5年以上10年未満22.3%。
性別は男性が74.6%。
ひきこもりのきっかけは、分からない38.8%、失業や離職・就職できなかった38.4%、不登校13.3%、家族間の問題9.5%、事故や犯罪被害などの問題3.1%。
ひきこもりの状態は、ほとんど外出しない34.2%、買い物などに出掛けることはある64.2%。
通院や生活保護など支援を受けている人は28.2%。
家族構成は、母親63.8%、父親47%、両親38.1%、兄弟姉妹27.7%、子8.8%、祖母6.3%、祖父3.1%、配偶者2.8%、一人暮らし含む無回答236名で16%。
民生委員だけでは調査に限界があり正確な実数を測るには困難となっており、気になる点として親が子のひきこもりを隠す傾向があり、親が無関心であったりなどが挙げられています。
経済的に問題が無いひきこもりと、親の経済支援や親の年金に頼っているひきこもりのパターンに分かれており親が居なくなった後が心配と指摘されています。
茨城でもやはりひきこもりは40代が最も多くなっていますね。
隠す傾向は女性が少なくなっている事から分かりますが、ひきこもりが頼るのは基本的に親で有ることも間違い無い様です。しかし頼ると言っても食事や金銭的な事を親が世話をしているだけで、お願いします何て事は絶対に言わないでしょうね。
更に、ひきこもりとなったキッカケ・理由は分からないと言うのもリアル。
2番目に多い理由の仕事上の問題と似ていますが、この2つをひきこもりの理由とする事がリアル。
ここで日本の非正規雇用状況を見て見ると、非正規雇用率37.6%、パート1005万人、アルバイト422万人、契約社員300万人、派遣社員140万人、嘱託社員119万人。
年代別も有りましたが非正規雇用は特に変化は見られません。若年層が多く中高年は少ないです。女性が圧倒的に多いです。
昨今の雇用情勢の回復によって「働きたくとも働けなかった」「働きたい企業が無かった」などと言っていた方々が就業しており、正社員として就業しているパターンも多くなっています。
ニートやひきこもりの支援として短時間・短期間での就業を認めている企業も多数出てきており、社会復帰している人も少ないですがいらっしゃいます。
しかし、最近ではひきこもり支援団体を名乗る悪質な業者、引き出し業者と呼ばれる業者が存在しており、高額な料金、監禁、暴力などが問題視されており、誰に頼って良いのか判断し難い部分も有ります。
ひきこもりが家に居るだけで周囲に悪影響を及ぼし尋常じゃ無いストレスがあります。
突き放したいでしょうし無関心でありたいが、やはり我が子は見捨てられないのです。
それを知って何時迄もダラダラとひきこもりを続けている人が居るのも事実で、こうすれば良い!と言う改善方法は有りません。何しろひきこもりとなった理由も仕事をしない理由も本人が分からないのですからね。いや分かっているが今の状況が心地よいのでしょう。将来のことなんてひきこもると決めて居る時点でどうでも良いと考えていると思われます。
仕事をするコトが嫌な訳じゃ無いけど働きたくない。
ちょっともう何を言っているのか分かりませんが、平気でそういう事を言い出します。
親兄弟が強く言うと残念なニュースでも分かるとおり暴力をふるいます。
ブラック企業が原因の場合も有りますが、全てがそうでは無いのです。ある日突然会社を辞めてひきこもりを始めるのです。
思うに急激な社会変化に対応できなかったのかも知れません。
高度経済成長期、バブル経済、バブル崩壊、ブラック企業台頭に派遣社員流行、IT・インターネット時代到来、ITバブル崩壊に就職氷河期、ゆとり教育、金融危機、スマートフォン時代到来、残業削減など働き方改革にSNS時代到来、そして少子高齢化からの人手不足と、思いついただけでも急激な社会変化は非常に多いですね。
働き方改革も団塊世代など中高年からしてみると価値観が全く異なりますし、大きな流れと小さな流れの双方で取り残されてしまったのかも知れません。
経済的な変化ならまだしも、ITやスマートフォン、SNSなどのインターネットなんてひきこもり必須ツールですから、生活に関わる急激な変化に対応できなかったとも考えられます。
もう一歩踏み込んで考えると、以前投稿した自己愛性パーソナリティ障害や自己肯定感が低いなども挙げられるでしょう。
無職で孤独な中年になる兆候、自己肯定感が低い事が原因?
http://childup.wpblog.jp/article/450432866.html
現在のひきこもり状態に戻りますが、買い物などに出掛けることはある64.2%と最も多い事に注目してみましょう。これ民生委員や親兄弟からしてみるとひきこもりなのですが、本人は多分ひきこもりじゃない!と自覚が無いと思います。インターネットで多くの同類がいると錯覚でもしているのか分かりませんが、インターネットの普及によって無自覚ひきこもりが可能な状態となってしまったとも考えられます。
ひきこもって何をしているか?
この実態調査もお願いします。ここに解決の糸口が有るかも知れません。