共働き世帯と専業主婦世帯の推移が完全にX、育児と仕事の両立は正社員より派遣社員?

厚生労働省が平成27年版の厚生労働白書を公開しており、その中にある共働き世帯と専業主婦世帯の推移が有りました。
平成27年版厚生労働白書 -人口減少社会を考える-(本文)
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/15/
共働き世帯は増加、専業主婦世帯は減少しているのですが、その形が完全にXとなっているのが面白い…いや面白くは無いか。
1980年時点では専業主婦世帯が圧倒的に多く、500万世帯くらい違います。
しかしバブルが弾けた辺りから一気に減り始め、逆に共働き世帯が徐々に増え始めます。
そして1990年から2000年辺り迄同世帯数で推移しますが、その後は専業主婦は減少、共働き世帯は増加する一途を辿り、Xの形がくっきりです。350万世帯程差があります。
働く女性が増えた事は悪い事では無いとは思いますが、育児休暇取得率は殆ど変わっておらず、出産後に仕事を継続する女性も殆ど変わっていない。
子育てに悩みや不安が有るのは男性約7割、女性約8割と非常に多く、その多くは安定した雇用と収入に集中しています。
女性の正社員求人は現在非常に多く有るのですが、育児中だと派遣社員やパートなど所謂非正規社員を選ぶ主婦が殆ど。なぜ派遣やパートを選ぶのかと言うと、突発的な用事に対応出来るため時間や曜日に自由が効くと言う理由ですね。
そして子育ても一段落して再就職となるのですが、何故かそこでも派遣やパートを選ぶからおかしくなってしまうのですよねぇ。そりゃ安定した雇用と収入では無いですよ。
女性の正社員求人を増やすのも良いですが、むしろ派遣社員の待遇をもっと良くした方が上手く行くのかも知れませんね。