シェリル・サンドバーグが語る育児と仕事の両立と女性社員のあり方

シェリル・サンドバーグ:何故女性のリーダーは少ないのか
Facebook COO のシェリル・サンドバーグが、男性と比べて低い割合の女性しか職場でトップまでたどり着けない理由に目を向け、経営幹部を目指している女性に3つの強力なアドバイスを与えます。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/ted/detail/1040

FacebookのCOOであるシェリル・サンドバーグさん、先日日本にも来日していましたね。
シェリル・サンドバーグさんは女性の社会進出や、育児と仕事の両立について、世界各地で講演を行っています。リーン・インと言う書籍も出版していますね。
そんなシェリルさんの講演動画があります。
そこでは、これだけ開けた世界で、何故女性リーダーが少ないのかを語っています。
主題は職場に留まる時に行う事、1つ目は交渉すること、2つ目はパートナーと対等に、3つ目は最後まで留まる事。
まず一つ目の交渉すること。
女性は男性に比べて自己評価が低い場合が多く、57%の男性が初任給の交渉を行うのに対し、女性は僅か7%。
男性は自分の実力と答えますが、女性は誰かのおかげ、運が良かった、などと言う答えが返って来ます。
結論を簡単に述べると、自分自身を信じて、自身の為の交渉して、 出世を勝ち取って!と言いたいが、それは簡単な事ではありません。なぜなら男性は出世すると好感度が高くなるが、女性はなぜか好感度が下がると言う意識を持っている。(会場の女性陣が頷く)
例としてシェリルさんがFacebookに対して、同様の講演を行った事を述べています。
その講演後、シェリルさんのデスクに女性社員が来てこういったそうです。
「今日は得るものがありました、それは手を挙げ続けなければけないということです」
「どういうこと?」
「講演をした後に、後2つ質問を受け付けるとあなたは言い、私も他の人たちと同様手を挙げましたが、あなたは他の2つの質問を受け付けました。それで私は手を下げたのですが、他の女性も全員下げたのに気がつきました。しかし、あなたは質問に答え続けたのです、そう、男性だけから」
恥ずかしい事に、こういった講演を行っているシェリルさんですら、そういった事に気付かなかった・・・だとしたら女性はどれだけチャンスを失っているのだろうか?もっと積極的にならなければなりません。(会場の拍手)
次に2つ目はパートナーとの対等な関係について。
夫婦共働きとして、妻が行う家事育児は非常に多く、どちらかが家に居なければならない状況で、会社を辞めるのは女性。
これは複雑な問題で、夫婦間だけの問題だけではなく、社会的に男性の成功を求めている。女性の方がキャリアが高く、夫が応援する立場の家庭もあるが、他の母親達など女性中心のサークルに男性が加わる事は非常に困難となっています。
夫婦共働き家庭や、育児分担家庭にとって、こういった傾向は女性が職場に留まる障害となります。(会場拍手)
夫婦同程度の収入で、家事育児分担が家庭や夫婦にとって良い事は分かっているが、やらないのは怠慢ではなく、そういった育児家事を、どちらが適しているかを、お互いに知っているからです。(会場歓声)
3つ目の職場に最後まで留まる事に、話は移ります。
女性は職場に留まりたいと思っていながら、結局は直ぐに辞めてしまいます。
何故なら、女性はいつしか子供を持ちたいと考え始め、その時から子供の為に余裕を確保したいと思うようになります。出世を望まず、積極性を失い、気が抜けてしまいます。
例として、シェリルさんにある女性が子供に関しての相談に訪れたそうです。
シェリルさんは、「それで夫さんとは子どもについて考えているの?」と聞くと、
「いいえ、結婚していないんです」と答え、彼女には恋人もいませんでした。
シェリルさんは、「そういうことを考えるのは もっとずーっと後で良いのよ」と答えたそうです。
子どもの為に休みを取り離れなければならないその日まで、そして決断するその時まで、早すぎる段階で職場を離れる決断をしないでください。
最後にシェリルさんには2人の子供がおり、5歳の息子には職場や家庭で十分に貢献できる自由、2歳の娘には他人に勝るだけでは無く、自身の業績により人から好かれる自由を持って欲しいと締めくくっています。
女性の権利がー、男尊女卑がー・・・とは完全に違いますね。
吉岡順子さん (ウエディングドレス・デザイナー) チャンスは後から気づくもの。だから、まずはやってみるしかない
かなり洗練された考え方ですが、実践するとなると非常に難しいのも事実。シェリルさん自身、これの良し悪しは分かっていない。
ただ女性は簡単に職場を辞めるのではなく、貪欲に残るべきだと言う一貫した考え方ですね。
それには会社側と話し合う事、夫婦で話し合う事、自分自身積極的に行動すること・・・と言う感じです。
まだ結婚もしていないのに子供の事を考えたりする人・・・いますね・・・
シェリルさんからすると、有能な女性が離脱したままは歯がゆいのかも知れません。