ネットでは良くコミュ障などと略されるコミュニケーション障害ですが、最近そういったコミュニケーション障害の若者が増えているそうです。
学生ならイジメの対象となり、社会人ならばリストラの対象となる危険性がありますね。
そういったコミュニケーション障害になる子供ですが、その一因は親の言動にもあるそうです。
子供をコミュニケーション障害にする親の特徴と、子供をコミュニケーション障害にしない親の特徴を見ていきましょう。
子どもを「コミュ障」にするダメ親の会話パターン3個
http://wooris.jp/archives/21966
悪口禁止も危険?子どもを「コミュ障」にする親の行動2個
http://wooris.jp/archives/21972
子供をコミュニケーション障害する親の特徴
まず子供をコミュニケーション障害する親の特徴を見ていきましょう。
うるさい!黙れ!と親の都合で子供の話を聞かない事が多いと、子供がコミュニケーション障害になる可能性が高くなるとしており、単なるぐずっている場合ではなく、あくまでも子供との会話での話ですので注意しましょう。
子どもの話をさえぎってしまう
「忙しいから後にして」「そんなことより勉強しなさい」「ちょっと何言ってんのかわかんない」など親から話すのを制止された子供は、「何を話しても無駄だ」と思いこんで、あまり話さない子供になる可能性があるとのことです。
子どもの意見を全否定する
「バカなこと言わないで」「そんなことありえない」など子供の意見は絶対に効かない場合も同様に口数少ない子供になる可能性があるとのことです。
「あなたの意見はそうなのね。でも、それだとこういう困ったことがあるんじゃないかな?」「それももっともだけれど、こう考える人もいると思うよ」と自分で考えさせる。
親が人の話を聞かない
夫または妻が一方的に話すのを相手がいいかげんに聞き流している。あるいは夫婦でほとんど口を利かない。こんな家庭で、子どものコミュニケーション能力が育つわけがありませんとのことです。
子どもの悪口をさえぎってしまう
悪口を言いかけたのに対し「そんなことを言ってはいけません」と遮ると本人の言い分を聞けないまま終わってしまいます。
「なんで友達はそんなこと言ったのかな?」「先生にはこういう事情があったんじゃないかな?」とまずは子供の言い分に耳を傾ける。
子どもの自慢をさえぎる
「自慢話はやめなさい」と遮るのではなく、子供が自分で誇りに思っていたり好きな事を聞き出すチャンスでもあります。
「何回、発表した?」「試合に勝ったの?」など答えやすい質問形式で自慢させる。“自慢話をする”ことと人格とは全く別問題。
「僕は足が速いけれど、友達の●●君はノロマだ」他人を蔑むような発言では、足が速いのは褒めたうえで、「友達をバカにするような言い方をするのはよくない」と言うと良いらしい。
子供をコミュニケーション障害にしない親の特徴
次に子供をコミュニケーション障害にしない為の親の特徴を見ていきましょう。
当然ですが、子供をコミュニケーション障害にしない親の行動と逆の行動をすれば良い事になります。その方法を見ていきましょう。
子どもの話をさえぎらない
子供の話は、どんなつまらない話でも聞いてあげる様にしましょう。
子どもの意見を尊重する
「あなたの意見はそうなのね。でも、それだとこういう困ったことがあるんじゃないかな?」「それももっともだけれど、こう考える人もいると思うよ」と自分で考えさせる事も大切とのこと。
親が人の話を聞く様にする
夫婦間でのコミュニケーションを増やし、子供にお手本の様な感じで見せる事が良いとのこと。
無視したり喧嘩はなるべく見せない方が良いでしょう。
子どもの悪口をさえぎらない
「なんで友達はそんなこと言ったのかな?」「先生にはこういう事情があったんじゃないかな?」とまずは子供の言い分に耳を傾ける方が良いとのことです。
子どもの自慢をさえぎらない
「何回、発表した?」「試合に勝ったの?」など答えやすい質問形式で自慢させる事が望ましい。
「僕は足が速いけれど、友達の●●君はノロマだ」他の子供を蔑むような発言に対しては、足が速いのは褒めたうえで、「あなたが足が早いのは分かったけど、友達をバカにするような言い方をするのはよくない」と丁寧に諭す様にすると良いとのこと。
自慢話をする事と人格形成とは全く別問題ともしています。